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【生産】認定事例vol.03―精密出荷予測システムを用いた露地野菜(キャベツ)の栽培管理―

生産方式革新実施計画の認定事例

しかりべつ高原野菜出荷組合加工キャベツ部会(北海道鹿追町)
ーー精密出荷予測システムを用いた加工業務用キャベツ栽培管理の適正化ーー

しかりべつ高原野菜出荷組合加工キャベツ部会は、JA鹿追町の生産者部会の1つです。
JA鹿追町では、これまでも内閣府の「戦略的イノベーション創造プログラム(SIP2)」に参画し、キャベツの精密出荷予測システムの導入効果の実証を実施する等、スマート農業の導入に積極的に取り組んできました。

Q.今回計画認定を受けた「精密出荷予測システム」の活用について、部会の取組をお聞かせください。

加工業務用キャベツ栽培に「精密出荷予測システム」を導入して栽培履歴等のデータをシステムに集約し、生産部会やJA鹿追町のサービス事業・流通事業部門と共有・活用する取組を行います。

「精密出荷予測システム」による予測収穫時期・収穫量は、生産者による適期収穫、JA鹿追町の収穫受託スケジュールや集荷場への搬入スケジュール調整に活用し、作業員の計画的な手配、予冷庫の計画的な手配などによるコスト削減につなげます。

「精密出荷予測システム」に一括管理された栽培履歴や収量・品質等のデータは、産地全体で比較・分析して次期作に反映することで収量・品質の向上を目指します。

キャベツ収穫の様子(JA鹿追町公式ホームページ

Q.スマート農業技術活用促進法の計画認定を受けようと考えたきっかけを教えてください。

SIP2においてキャベツの精密出荷予測システムの実証を行い、収量・品質の向上に効果がありました。そのため、生産現場から流通段階までデータ連携を行い、効率的な出荷体制の確立に取り組みたいと考えました。

スマート農業技術活用促進法の計画認定制度ができたことを聞き、計画認定を受けることで取組に不可欠な施設の整備に係る補助事業の優遇措置を利用できるため、申請しました。

適期収穫により廃棄ロス削減

収穫遅れによる裂球
干ばつによる内部障害

Q.これからのJA鹿追町でのスマート農業について、展望や目標を聞かせてください。

各種データを一括管理して比較検討することで、収量・品質の向上だけでなく、定植時期や肥培管理の適正化により、実需者のニーズに合わせた出荷体制の構築を目指します。

これにより、既存の実需者との契約継続や契約量の拡大、さらには新たな販路の確保に活かしたいと考えています。

鉄コンテナによる効率的な流通