【開発】認定事例vol.01―AR(拡張現実)技術を用いた農作業補助アプリ―
開発供給実施計画の認定事例
株式会社Root(神奈川県南足柄市)
ーーAR(拡張現実)技術を用いた農作業補助アプリ『Agri-AR』ーー
株式会社Rootは、2017年の設立以来、代表取締役自らが日々農作業を行いつつ、農業をはじめとする様々な産業の活性化に資するシステムの開発等を行っています。
中でも、AR(拡張現実)・MR(複合現実)技術やスマートグラスを用いたアプリ開発に着目し、2024年春から『Agri-AR』アプリサービスの提供を開始しています。
Q.計画認定を受けて開発を行うスマート農業技術について教えてください。
AR技術を用いた農作業補助アプリ『Agri-AR』の開発及び普及促進について計画認定を受けました。
Agri-ARは、現実空間の中で仮想のガイドや看板を配置できるほか、距離/面積/サイズなどの計測及びデータ保存など、どんな農園でも役に立つ全12機能を、9,900円/年~という実用的な価格で提供するアプリサービスです。
アプリは、iPhone/Android等のスマートフォンのほか、スマートグラスでも利用できます。
認定を受けた開発供給実施計画の下で、適用場面の拡大に向けた機能拡充や改良を行うとともに、アプリ搭載した推奨デバイス(スマートグラス、iPhone Pro等)のレンタルサービスも提供します。


Q.計画認定を受けることで、どのようなメリットを感じておられますか。
Agri-ARアプリサービスを提供する中で、利用者からの改良・改善・新機能開発要望に対応していましたが、この取組が開発供給実施計画の要件に合致するとわかりました。
サービスの展開で必要となる資金について、日本政策金融公庫からの長期低利融資を利用できるので、技術の普及を図りやすくなると考えています。

Q.『Agri-AR』の今後の展望についてお聞かせください。
このアプリを活用することで、農業の経験が少ない方でも畝立てを含む多くの作業が簡単にできるようになり、かつ作業時間を短縮できます。各県の技術指導員や農業技術センターなどの業務効率化にもつながります。
機能面では、衛星位置情報(GPS・GNSS-RTK)の活用のほか、外部サービスとの連携など、ユーザーからの要望に応じた開発も積極的に行っています。
今後も改良を継続し、より多くの現場、作業者に使って頂けるアプリになるよう機能面と、デバイスのレンタルサービスも含めたサービス面とをあわせて開発していきたいと考えています。

