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【生産】認定事例vol.14―自動操舵トラクターの活用と枕地確保で露地野菜の施肥・播種等の作業効率化―

生産方式革新実施計画の認定事例

SKファーム株式会社(青森県つがる市)
ーー自動操舵トラクターの活用と、旋回を効率化する枕地の確保で作業効率を向上ーー

【経営概況】露地野菜150ha(うちダイコン86ha、ニンジン25haなど)のほか、大豆300ha、大麦72ha等の栽培に取り組む法人。麦・大豆、露地野菜でそれぞれ生産方式革新実施計画の認定を取得。

Q.認定を受けた取組についてお聞かせください。

当社では、2つの品目(麦・大豆と露地野菜)で計画認定を受けていますが、今回は露地野菜の計画について紹介します。

この計画では、スマート農業技術として自動操舵トラクターを活用するとともに、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、ナガイモなど露地野菜全般のほ場に旋回スペース(枕地)を設け、播種、収穫などの作業効率を向上させることとしています。

また、自動操舵トラクターによって施肥・播種などの各種農作業の精度向上が期待でき、作業の均一化と品質向上が図ることができると考えています。

自動操舵トラクターによる播種作業

Q.スマート農業技術を活用する理由と、計画認定を受けるメリットについて教えてください。

麦・大豆も含めて経営面積の拡大が見込まれる中で、作業者の身体的負担を増やすことなく作業効率を上げていくためには、自動操舵などのスマート農業技術は必須だと考えています。

また、今後も作業効率の向上や安定的な野菜生産を続けていくためには、現在使っているトレンチャー(農業用の掘削・耕転機)やミキシングソワー(混合式施肥機)などの農業機械を高性能なものに更新していく必要があります。

機械導入に活用できる補助金を使うときに、生産方式革新実施計画の認定を受けた農業者には優先採択などの優遇措置があることから、青森県の普及指導員と相談して、認定を受けることにしました。

ゴボウほ場での旋回スペース(枕地)の様子
※赤枠部分が旋回スペース(枕地)

Q.露地野菜の生産性向上に向け、御社の取組と今後の意気込みをお聞かせください。

当社では、ICT技術担当者を配置し、営農管理システムを活用した社内での作業データ共有体制の構築や、自動操舵トラクターをはじめとしたスマート農業機械の運用管理を一元的に行うほか、衛星画像×AI分析による最先端の栽培管理システムを導入しほ場ごとの作物生育状況を可視化・分析する体制を整え、農作業の効率化に向けて積極的に取り組んできました。

今後も、組織体制、栽培管理の両面から環境整備を行いながら、スマート農業技術を有効活用し、経営力の強化につなげていきたいと考えています。

SKファームの皆様